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レビューのマニア~レビュー・口コミサイトのレビュー

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【書籍】バウンティハンター(賞金稼ぎ)―日本人ただひとり、殺しのライセンスを持つ男

バウンティハンター(賞金稼ぎ)―日本人ただひとり、殺しのライセンスを持つ男

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バウンティハンター=賞金稼ぎ。

このように書くと男のロマンを感じますが、要は「保釈金を踏み倒した奴を捕まえても良い」というアメリカらしい制度。

この「捕まえても良い」が大昔の制度(判決?)がそのまま続いているというのも興味深いです。

著者の荒木さんは、日本からアメリカにわたってこの稼業をやっている方。本書を読めばわかりますが、そもそも日本にいた時点から破天荒というか型破りな生き方をしている人で、この人だからこそアメリカでもバウンティハンターをやれるのでしょう。

警察組織やCIAでもない彼らは、あくまでも自らの足とコネと体を使って逃亡犯を追いつめ、逃亡犯を捕まえます。そこに生死は問わない、という暗黙の了解があるのがある意味アメリカらしいです。その辺の考察も書かれています。

事実は小説よりも奇なり、という言葉もありますが、まさに本書はそう言った体験のオンパレード。下手な小説よりも面白いかもしれません。

と同時に、タイトルほど「カッコいい」ものでもなく、ひたすら地味さと命の危険との隣り合わせな職業であることも忘れてはいけない要素です。

凡人があこがれてもケガをする、それどころか命取りにもなりかねない職業、それがバウンティハンターだと思いました。

本レビューはAmazon に記載したのものと同じです。

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