[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
書籍・コミック・アニメ・映画やゲームはもちろん、日用品や文房具、アプリやサービスなどいろんなものをレビューするだけでなく、「レビュー自体のレビュー」も掲載していきたいと思います。まずは個人サイト(http://akindshacks.blog.fc2.com/)からの移行をすべく準備中です。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
![]() |
バウンティハンター(賞金稼ぎ)―日本人ただひとり、殺しのライセンスを持つ男 中古価格 |
バウンティハンター=賞金稼ぎ。
このように書くと男のロマンを感じますが、要は「保釈金を踏み倒した奴を捕まえても良い」というアメリカらしい制度。
この「捕まえても良い」が大昔の制度(判決?)がそのまま続いているというのも興味深いです。
著者の荒木さんは、日本からアメリカにわたってこの稼業をやっている方。本書を読めばわかりますが、そもそも日本にいた時点から破天荒というか型破りな生き方をしている人で、この人だからこそアメリカでもバウンティハンターをやれるのでしょう。
警察組織やCIAでもない彼らは、あくまでも自らの足とコネと体を使って逃亡犯を追いつめ、逃亡犯を捕まえます。そこに生死は問わない、という暗黙の了解があるのがある意味アメリカらしいです。その辺の考察も書かれています。
事実は小説よりも奇なり、という言葉もありますが、まさに本書はそう言った体験のオンパレード。下手な小説よりも面白いかもしれません。
と同時に、タイトルほど「カッコいい」ものでもなく、ひたすら地味さと命の危険との隣り合わせな職業であることも忘れてはいけない要素です。
凡人があこがれてもケガをする、それどころか命取りにもなりかねない職業、それがバウンティハンターだと思いました。
本レビューはAmazon に記載したのものと同じです。
![]() |
日本の難題をかたづけよう 経済、政治、教育、社会保障、エネルギー (光文社新書) 新品価格 |
本書の副題にある「経済・政治・教育・社会保障・エネルギー」の問題は、決して新しい議題ではなく、普遍的で昔から言われてきていることばかりです。
しかし、これらがひとたび「マスコミ」「メディア」で取り上げられるとやれ「政治家が悪い」「制度が悪い」など、まったくもってロジカルでない、表面的な話で終わってしまい、ちっとも解決に進んでいない。
これはマスコミやメディアでは「表面的」に「流す」だけの方が極めて簡単であり「得しやすい」人たちがいるからこのような風潮でずっとまかり通ってきたのではないかと思います。よくも悪くも日本的な文化とでも言いましょうか。
しかし、よくよくロジカル(論理的)に、そして数値的なデータをもって客観的に考えると、物事はそう簡単でもないし、誰か「政治家」という名の自分以外をスケープゴートにでもして先に進むようなものでもない課題ばかり。
そこには「お上に任せればOK」というような日本人に染みついた考え方ではだめで、「実は自分たちも幾分か当事者である」ということを、卑屈になるのでも感情論に走るのでもなく、理知的に考えると本質が見えてきます。
本書はそう言ったロジカルなアプローチで各分野の課題を解説しています。少し読めば「なんで今までこんな簡単で分かりやすい客観的な事実を見過ごしていたのか」ということを感じさせられます。
これは大げさかもしれませんが、今まで「一部の特権階級のもの」であった情報が、ネットも後押しした「横方向のつながり」で徐々に多くの方に知られて、そして考えられてきたからではないかと思います。
自分=私達一人一人が「自分の頭で考えて行動する」ということ、それを気づかせてくれる意味でも良い一冊だと思います。
(本記事はAmazon で自分自身がレビューしたものと同じです)
![]() |
新品価格 |
早いもので1巻発売の次の月に発売となった第2巻。
トリビトという人間と鳥の亜人種が住む世界…というとシリアスっぽいですが、絵柄で見てもわかるように可愛らしいほのぼのコミック。
リンとスズのトリビト姉妹が経営(しようと)している喫茶店「とりきっさ」と、実質そこを切り盛りする人間の「ヒロカズ」。
前作ではあんまりお客さんもいなかったですが、いろんなきっかけで一気にお客も、そしてキャラ(トリビト)も増えました。
おなじみギャク要員のスズメトリオから、強面の新キャラまで…
これからが楽しみなコミックです。
ちなみに、文教堂書店で購入すると、描き下ろしの4コマが裏に書かれたしおりがついてきます。
![]() |
新品価格 |